お客様の感想と運動会のご利用事例をご紹介
私たちはこうして運動会を大成功させました
組合企業の交流のため、運動会をやりたかった

2014年に東京ディスプレイ協同組合創立50周年記念のイベントを日比谷公園(東京)で2日間開催し、組合企業から約200名の若手社員の方々にボランティアとして参加していただきました。夏の太陽が照りつける猛暑の中、厳しい環境でしたが、その苦労を分かち合うことがきっかけとなって仲間意識が生まれていることに気が付きました。当時は、各組合企業の役員同士の交流は活発でしたが、若手社員の交流機会が少ない状況でした。企業を超えた交流を深めるために一番効果的なのはスポーツだと考えていましたので、誰でも参加することができる運動会を企画、開催することになりました。
当組合が主催する野球・フットサル・ボーリングなどはどれも参加率が高く、とてもありがたいのですが、企業対抗になってしまうので、企業内での結束は高まりますが、企業同士の交流という面では少し希薄になりがちです。この超運動会では、“交流”を重点を置くために、参加企業のメンバーをシャッフルしてチームを編成しています。知らない人同士でも、競技がはじまると結束力が高まりますし、若いと仲間意識が芽生えるのも早く、気が付くとメンバー同士がすっかり仲良くなって笑っている光景をよく目にします。少人数で参加して気後れしている方も多いですが、始まってしまえば仕事を忘れ、夢中になって体を動かしています。そのような光景を見た時が、開催してよかったなと感じる瞬間ですね。
多面的な交流は必ずプラスになる

参加企業からは好意的なご意見を多くいただいています。2017年で3回目の開催になりますが、参加者は若い人を中心に徐々に増えてきています。それにともなってできるだけ多くの方が競技に参加することができるように団体競技を中心に構成しています。チームプレーが大切ですので、チーム間でも言葉を交わす機会も必然的に増えますし、個人でスタンド席に待機して応援をしている時間もあまりないので、どの人も必ず接点ができます。無事に運動会が終了した後には表彰式を兼ねた交流会も開催しています。結果発表は交流会でおこない、MVPも発表されます。さっきまで同じ“勝ち”という目的に向かっていた人同士、すっかり打ち解けて楽しんで参加していただいています。
初めて顔を合わせても、同じディスプレイ業という共通点があるので、自然と仕事の話になります。悩みを相談できたり、たまに会って情報交換をするような関係の友人ができたら素晴らしいですよね。仕事の現場で顔を合わせることもあるかもしれませんので、顔を知っているだけでも違ってくると思います。組合企業には大小さまざまな企業が加盟しています。同期社員がいなかったり、先輩社員と年齢が離れている会社も多いです。そういう意味でも若手同士の交流の場として当組合の運動会が活用されればいいなと考えています。多面的な交流はとても有意義で、マイナスになることはありません。これからも、運動会に限らず、仕事や人生の一端を担えるような交流の機会を積極的に提供していきたいです。
